ワンコの薬箱

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犬の病気「バベシア症」はマダニを媒介とした怖いワンコの病気です!

f:id:makafi0510:20160411000842j:plainマダニを媒介とした病気で一番怖いのはバベシア症です。
この病気の怖いのはバベシア症の原因となるバベシア原虫を完全に駆除する薬が無いことです。
治療に用いる薬も副作用の強いものなので、病気に侵されるのも治療するにもワンコには相当辛いことになりあす。
多くの獣医さんはバベシア原虫が増えないように症状を緩和しワンコの回復を待つという対処療法を行います。
治療中は重度の貧血が起こることもあり、輸血・造血剤の投与などの治療も必要となってきます。
完全にバベシア原虫を駆除できないので再発する恐れもあるので一度感染してしまうと、回復は難しく一生病魔と付き合っていくことになります。

 

 

バベシア症を予防するには?


一度感染してしまうと完治が非常に難しいので予防することが飼い主にとって一番の良策です。

バベシア症はマダニから犬へと感染します。


マダニがワンコに噛みつくと、マダニの赤血球に寄生しているバベシア原虫がワンコの血液に入り込みます。
バベシア原虫は感染したワンコの体内で赤血球を壊しはじめワンコは重度の貧血などの症状になってしまいます。
最悪の場合は死に至る怖い病気です。ヒトへの感染も報告されていますので注意が必要です。

マダニを媒介とした病気ですので、バベシア症の予防はマダニの予防が一番の予防策です。

マダニの予防が一番の予防策!

マダニがワンコに寄生する機会が多いのはやっぱり散歩時です。

特に暖かくなりはじめる4月から6月にはマダニの被害報告が多いので草むらなどにはなるべく近寄らないように散歩させましょう。
野山でアウトドアで一緒に遊ぶ時も注意が必要です。
GWなどワンコと一緒にキャンプなど行く方も多いと思います。
そんな時は遊んだあと、散歩後のブラッシングで全身をチェックすることでマダニの付着を防げます。
早期発見にもなりますし、ワンコとのスキンシップもとれますので是非散歩後のブラッシングはしてあげることをお勧めします。
マダニは皮膚の薄い所を狙って移動しますのでお腹周り耳や目の周り、お尻、内またなどは特に注意してブラッシングしてあげてください。

マダニを発見した時の注意点

マダニを見つけたら無理矢理引き離すのは絶対NGです。
マダニの吸血する口は返しが付いており無理に引き剥がしても口の部分が残ったりします。
接着剤のような物質で吸血部分を固めますのでワンコの皮膚にもダメージがのこり炎症などを引き起こします。

一番は獣医さんに摂ってもらうのが安全ですが、無理な場合にはマダニにアルコールや消毒液をかけて弱らせ、しばらくたったら専用のピンセットで取り除くのが良いです。楽天でも専用のピンセットが売られてますので参考にしてみてください。

酢をかけるとポロット取れるという情報もありますが私はまだ試してみたことは無いです。
ダニ駆除の液薬もホームセンターで売られていますが、農薬の成分が入ったりとしていますので自己責任で使用してみるのもいいですが、私はあまりお勧めしません。副作用などがやっぱり怖いですから。

マダニ予防薬はフィラリアと同じく動物病院でも推奨しています。

マダニから完全に予防するのは難しいですが
フィラリア予防と同じように薬で予防することが一番確実で安全な方法です。
動物病院で処方される薬は強いものです。
かかり付けの獣医の診断を元に処方されるものを使うのが一番安心できます。
私も最初は動物病院で処方される薬を使用していました。
何度かマダニが体についていたことがあったのですが、予防薬の効果なのかマダニが繁殖することなく

 

日々のブラッシングやピンセットで取り除くことができています。
検査でも陰性ですので、楽しく草むらなどあまり気にしないで楽しく散歩しています。

散歩、食事はワンコにとっては一番の楽しみですから思いっきり楽しませてあげたいです。
ワンコをマダニや怖い病気から守るためにも予防とブラッシングをぜひ実践してみていかがでしょうか?

マダニ・フィラリア予防は飼い主の責任です。
こちらの記事も参考に楽しいワンコとの生活を送っていきましょう!